共創イノベーションラボ

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富山県上市町

観光を通じた地域創生のデザインプロジェクト

上市町の観光資源を、東京大学の学生が再発掘

富山県上市町。富山市の東に位置し、壮大な山々と人々の暮らしとが共存する、魅力ある町。ただ近年は、人口は減少傾向にあり、移住定住促進の課題を抱えている。その課題を解く第一歩として、「地元の資産を生かしながら、新たな観光地として上市町の認知を上げ、町に足を運んでもらうためには?」というお題を、
-地元の資産を知る・町役場の職員
-実際にターゲットとなる若年層・東京大学学生/院生
両者の共創により、街の観光プランを考える3日間のワークショップを設計・実施した。

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まだ光が当たっていないスポットを独自視点で見つける

町役場の全面協力のもと、3チームに分かれ、1日かけて街中を探索。
街の名所である大岩山・日石寺や、アニメ『おおかみこどもの雨と雪』の舞台となった、「花の家」だけでなく、滝修行が出来る穴場や地元の名水などにも光を当て、学生の視点で魅力ある観光資産を独自に発掘していった。

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どんなプランなら、町の魅力が伝わるか?-1泊2日のオリジナル観光プランの完成-

「もし1泊2日で上市町を観光するとしたら、どんなプランを立てるか?」をそれぞれのチームが資料にまとめ、地元の住民を集めた報告会で発表。観光者ターゲットも外国人や若者、女子旅を想定したものなど様々。
参加した住民からは、「普段何気なく過ごしている日常の一部分が、他の人からみると、こんな観光資源に変わるのか!」という驚きの意見も頂く事ができた。
アウトプットは、SNSにも掲載し、街の魅力を独自視点で発信。地元新聞やメディアにも掲載された。